4年生の理科・社会の勉強

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管理人
管理人
こんにちは!
今日は、「4年生の理科と社会の勉強」を取り上げたいと思います。
お母さん
お母さん
塾では4年生から理科と社会が始まるので大変になりますね。
管理人
管理人
そうですね。
通常、中学受験塾では、4科目同時並行で学習することになるので、慣れるまでは少し大変ですね。ただ、4年生の理科と社会は難度もあまり高くないですし、分量も多くないので、あまり心配はいりません。
とはいえ、その週で習ったことを週内に完璧にマスターしようとするとかなりの負担になるので、程々で切り上げることが良いでしょうね。
極端な話、理科と社会は5年生でまた最初からやり直しますので、4年生の間は基本的に、算数・国語重視で良いと思います。
お母さん
お母さん
全部マスターする必要はないと聞いて、少し安心しました。
どのような点に注意して進めていけばよいでしょうか?
管理人
管理人
4年生の前半は、4科目の勉強ペースを作ることが大切ですね。言い換えると、量に慣れること、そして、量に対応できるペース作りが大切になります。
そのためには、理科と社会については、毎週最低限やるべきことを決め、まずはそれを確実にこなせるようにすることが重要です。
例えば、「予習シリーズ」を使っている場合であれば、「演習問題集」の「まとめてみよう」(穴埋め問題)は最低限やる。それができたら、「予習シリーズ」の「要点チェック」をやる、それもできたら、「演習問題集」の「練習問題」…という具合です。
難しい問題は時間がなければやらなくても良いですが、塾に通うのであれば、「授業を受けっ放し」というのだけは避けたいですね
お母さん
お母さん
なるほど。
授業を受けた後、家庭で最低限の復習は必要ということですね。
管理人
管理人
その通りです。
5年生になると理社のボリュームがぐっと増えますので、それに対応するために、4年生の間に理社を含めて4科目を回せる素地を作っておきたいのです。
4年生前半は学習内容がそれほど本格化しているわけではなく、また、長期休みもあるので、休みをうまく利用しながらペースを作っていくことが可能です。
一方、9月以降は学習内容も徐々に本格化してくること、冬休みまでまとまった休みがないため、かなり忙しいスケジュールになります。
夏休み終了までが(ペース作りの)一つの目途となります。

 

お母さん
お母さん
「夏休みまでが一つの目途」ということですね。(塾のない)長期休みにはどのようなことをやればよいでしょうか。
管理人
管理人
4年生の場合は1年かけて「地理」を学習します。
そこでまず、都道府県名とその位置、県庁所在地は早めに押さえておくとよいでしょうね。
都道府県の位置を楽しく覚えるのは、例えばくもんの日本地図パズルなどがあります。
また、「新潟」、「愛媛」、「那覇」といった難しい漢字もできれば早い段階で書けるようにしておくとよいでしょうね。また、間違いやすい漢字(茨城:〇、茨木:×;鳥取:〇、取鳥:×;群馬:〇、郡馬:×…)もあるので、覚えにくいものや間違えやすいものをピックアップして練習すれば良いと思います。
あとは都道府県の特産品を各都道府県1つで良いので覚えておくとよいと思います。塾で地理学習が本格化してきたとき、記憶の軸になりますので。
お母さん
お母さん
なるほど、都道府県名とその位置をパズルなどで、都道府県名と県庁所在地は漢字で書けるように、あとは地方の特産品ですね。
なかなか大変です。 🙂
管理人
管理人
一度に、あれもこれもやる必要はありません。
詰め込み過ぎて社会(地理)嫌いになってしまったら元も子もありませんから。先の「穴埋め」や「都道府県名」等も、最終的には正確に書けるようにしたいのですが、まずは口頭で答えられるようにすることが先決ですね。クイズ形式で親子で遊びながら勉強するなど、楽しみながらやることが大切です。
お母さん
お母さん
楽しみながら勉強するのが長続きのコツですね。
理科はいかがでしょうか?
管理人
管理人
理科に関しては、中学入試に頻繁に出題される力学(物理)、化学の酸化・還元あるいは中和といった単元は、5年生後半以降でないとなかなか理解できません。
なので、4年生のカリキュラムは暗記物が中心になっていると思います。
具体的には、植物、星座、動物(昆虫)あたりですね。テキストだけで暗記しようとするは苦痛なので、実物を見たり図鑑などを見ながら学習すると良いでしょうね。
また、NHK for Schoolなど、動画で楽しく学べる教材も多いので、こうしたものを活用するのも効果的ですね。
お母さん
お母さん
暗記が多いのですね。
興味を持って学習すると、暗記も苦でなくなりますね。
管理人
管理人
理科に関しては「実験」が重要になりますが、なかなかご家庭で出来ない場合もあると思います。そこで、ネットで様々な実験動画を探して見てみると良いでしょうね。理屈は後回しにして、見ているだけでも楽しいですからね。
お母さん
お母さん
実験動画などを親子で見るのも楽しそうですね。
管理人
管理人
「興味を持って勉強すること」は、理科・社会に限らず、非常に重要ですね。「知的好奇心」と言うか、「何かを知りたい」と思うことは学びの原動力になりますからね。
それと、今までお話ししたことと矛盾するようですが、「敢えて4科目同時並行で進めない」という選択肢もあるんですね。
塾では4科目並行で進むのが基本ですが、通塾に加え、試験などもフルセットで付いてくるので、お子さんによっては負担が大き過ぎることがあるんですね。
そこで、必要部分だけに絞って、ご家庭のペースで進める方が効果的な場合も当然あります。
そのあたりの進め方を見極めるのも、4年生前半のポイントになりますが、これは別の機会に話題にしたいと思います。
お母さん
お母さん
なるほど。
4科目並行が原則ではあるものの、必ずしもそれに縛られる必要はない、ということですね。家庭に合った受験準備を行うことが大切なのでしょうね。本日はありがとうございました。

 

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