「中学受験の子どもの嘘」事態をこじらす親がやりがちな行動

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子供がつく嘘には次の2つがあると指摘します。

① 子供のつく幼さゆえの噓
② 受験を意識した嘘やカンニング ⇒ 要注意

前者は(幼さゆえの)他愛もない嘘ですが、後者は中学受験とい特殊な状況から生じる嘘と言えるので、注意する必要があります。

受験が差し迫っている段階での嘘は見過ごせないことがあります。特に5年生の後半、6年生になってからの嘘は、精神的に追い込まれている場合も。一般的には、上位クラスの子のほうが精神的に追い込まれる時期が早く、夏ごろに嘘やカンニングが発覚します。それ以外だと受験本番が迫ってきた秋以降にやることが多いですね。塾でも気をつけてはいますが、それでもやってしまう子はとても多いです。

 

カンニングについては、単純にテキストの解答を親が管理するなどして、「カンニングできない」環境を作ることが大事です。子ども自身が「こんなことをしていても意味がない」「カンニングしていい点を取っても合格が近づくわけではない」と気づくことができれば、自然とやらなくなります

カンニングの対処法としては、物理的に解答を親が管理するということが挙げられます。

しかし、解答・解説が見たい時にないと適時に答え合わせができないので、テキスト類のすべての解答を親が管理するというのも現実的ではないでしょう。

そこで、①カンニングしそうな科目に絞って解答を管理する、②親が自宅にいるとき(親がすぐに答え合わせができるとき)に解答を管理するという方法も考えられます。

ただ、6年生の後半(今頃の時期)から志望校の入試過去問を時間を測って解く段階においては、(過去問の)解答管理は親が行う必要があると思います。

子供に任せっきりにしていると、「(普段の演習では)合格点を楽々クリアしているのに、なぜか本番で予想外の低得点」という深刻な事態になりかねませんから。

子供がカンニングする理由にはいろいろあると思いますが、やはり、点数や偏差値という結果に対するプレッシャーが大きいのだと思います。

「勉強とはできないところを見つけてそれをできるようにすること」、「入試日に合格最低点を超えれば良い(=途中の点数は少なくとも子供には意識させない)」というように前向きに捉えれば、結果に対するプレッシャーが軽減されると思います。

もちろん親は冷静に志望校との距離感や相性を分析する必要はありますが、普段の勉強では結果を求め過ぎないように、子供を追い込み過ぎないようにしたいものです。

 

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