塾で上位コースに上がったときの注意点

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管理人
管理人

こんにちは。
今日は塾で上位コースに上がった時の注意点です。

お母さん
お母さん

塾でクラスが上がると嬉しい一方、「上のクラスで果たしてついていけるのかしら」という不安もありますね。

管理人
管理人

期待8割、不安2割といったところでしょうね。
クラスが上がることは、お子さんの頑張りあってのことですから喜ばしいことです。ただ、手放しに喜んでばかりもいられないと思います。

お母さん
お母さん

どういう点に注意すればよいのでしょうか。

管理人
管理人

まず、上のクラスの授業の進め方を確認することです。
4~5年生だと理科と社会はさほど変わらないと思うので、確認対象は算数と国語になりますね。特に、算数については要確認です。
算数の上のクラスの場合、「皆このくらい分かるよね」という感じで、基礎がゴッソリ抜けてしまう可能性があるのです。

お母さん
お母さん

確かに、出来るお子さん達ばかりだとそうなりそうですね。

管理人
管理人

上のクラスでは基礎をやらない分、発展的な問題をやるんですね。
そうしないと、上位のお子さんたちが時間を持て余してしまう
最悪(もっと課題の沢山出る塾へ)転塾されるリスクがあるわけです。
そうならないように、できるお子さんたちに合わせて授業が進められるので、授業ペースも早く、基礎的な説明は最小限になってしまうわけです。

お母さん
お母さん

なるほど。
クラスが上がったからといって喜んでばかりもいられませんね。
どのように対応すればよいのでしょう。

管理人
管理人

残念ながら、家庭、あるいは外部機関(個別、家庭教師)を使ってサポートする他はないですね。もちろん、(自力解決出来る)一部のお子さんは別ですが…。

我家も経験ありますが、クラスが上がったとき、「こんなことも塾で習ってないの?」とか「これで塾に行く意味あるのだろうか?」と思うこともありました。逆に、クラスが下がると親は楽になるのです。 😀
上のクラスから落ちるのは、(上のクラスで扱う)発展問題ができないからではなく、むしろ、基礎が抜け落ちてしまうからだと思いますね。

お母さん
お母さん

なるほど。基礎の定着が重要ということですね。
それにしても、「親がサポートする」のは、なかなか大変そうですね。

管理人
管理人

確かに大変ですね。
我家でもみっちり教える必要があったのは、5年生後半から6年生前半の算数だったと記憶していますが…正直大変でした。 😥
ただ、「予習シリーズ」の場合、「予習ナビ(動画授業)」というのがあるので、これを授業の前に視聴して基本部分(例題と類題)だけ予習しておけば、何とかなりました。子供が視聴して、分からない部分を親が説明するという感じですね。
最初は発展問題も含めて塾の指示通り律義にやっていたのですが、途中から諦めました。
発展問題は授業で取り扱ったものだけに絞って復習し、宿題になった部分(やり残した応用・発展問題)は無視しました。 😉
すべてやれれば万全ですが、時間との兼ね合いがあるので、適宜取捨選択することが大事ですね。

お母さん
お母さん

全部やりきることは難しいでしょうね。
一部のできるお子さんに合わせた課題をすべてこなすというのは、現実的ではないでしょうから。

管理人
管理人

課題をすべてやりきるというのは、(通常は)現実的ではないんですね。当時子供に聞いたところ、塾でも超できるお子さんは、解くスピードが非常に速いということでした。別に長時間勉強しているわけでなく、皆と同じかむしろ少ない時間で、量をこなせてしまうんですね。
「才能」は真似できませんが、「スピードが速い」というのは注目すべき点です。
というのも、基礎が固まるとスピードも速まるんですね。一口に「基礎」といっても定義が難しいのですが、基本問題・標準問題あたりを正しい方法(最短距離)で解ける力ですね。さらに、計算の速さや正確さも「基礎」を構成します。
「基礎」が固まってくれば今までより速く解けますし、正解率もアップするので解き直し時間も短縮できる。そうなると、同じ時間で今よりも多くの課題に取り組めるようになります。

お母さん
お母さん

本当にその通りですね。
速く正確に解けるようになれば、より多くの課題に取り組めるということですね。
どうやったら量をこなせるかではなく、どうやったら時間を短縮できるかという視点が大切ですね。

管理人
管理人

はい。まずは時間短縮が先ですね。
そうしないと、(量に対応するため)毎日夜遅くまで塾の宿題に追われて睡眠不足に陥ることになりかねません。小学生が睡眠不足とか…異常ですからね。

お母さん
お母さん

時間短縮するには、どのような点に留意すればよいでしょうか。

管理人
管理人

やり方は色々あると思うのですが、例えば、毎日行う計算練習や漢字・語彙の宿題にかかる時間と正答率に注目します。
上位クラスの場合、この部分はウォーミングアップ程度なので、スムースに進めたいですね。もし、予想以上に時間がかかったり、正答率が落ちているようだと、スムーズに勉強が進んでいないと思います。ここは基礎レベルなので、具体的な目標時間を(塾の先生とも相談して)設定してその時間内にできるようになるまで徹底します。

お母さん
お母さん

なるほど。
計算や漢字といった基礎的な課題にかかっている時間をまず把握するわけですね。

管理人
管理人

計算は算数の文章題でも使いますし、漢字や語彙に時間がかかるということは、国語の文章を読むのも遅く、結果、理科や社会にも時間がかかっている可能性があるわけです。
意外に、計算・漢字・語彙は波及効果が大きいと思います。
また、国語のテキストの読解も重要ですね。1つの文章を読む時間にどれくらいかかるか。これに時間かかるようだと、理科や社会のテキストを読むのにも時間がかかっている可能性があります。また、比較的短い時間で読めたとしても、その文章の要旨を簡単に説明できないと、単に字面を追っているだけかもしれません。
ある程度、時間がかかっていそうな部分の「あたり」をつけてから、各科目についてー恐らくまずは算数になると思いますがー弱点を見つけていくことになると思います。

お母さん
お母さん

なるほど。読解スピードや理解度などを通じて、弱点を見つけていくわけですね。
ところで、塾の宿題がそもそも多過ぎて大変という話をよく聞きますが、うまく調整する方法はあるのでしょうか。

管理人
管理人

確かに、そういった疑問は多いようですね。我家の場合、出される宿題がそれほど多い塾ではなかったこともあり、親の判断で調整してしまいました。ただ、今考えると、塾の先生に相談してから行った方が良かったと思います。まず、①最低限やるべきこと、②次にやるべきこと、③それができたらやること、④最後にやった方が良いこと、というように優先順位を設定して整理すると良かったかなと思います。④は結局やらないと思いますが。 😀

お母さん
お母さん

やはり、塾の先生に相談するのが一番ですね。
時間短縮という観点から、宿題の優先順位や躓いている(時間がかかっている)ポイントを確認してみるのが良さそうですね。
本日はありがとうございました。

① 塾の(最)上位クラスでは、基礎が抜け落ちるリスクがある。
② 基礎部分について家庭などで手当てすることも必要。
③ 計算・漢字・語彙は意外に重要。
④ 時間短縮を意識した勉強を心がける。
⑤ 塾への相談など、塾を積極的に活用する。

 

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