四谷大塚新教材 「基礎トレ」登場

中学受験
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四谷大塚の予習シリーズの新教材として算数の「基礎トレ」が登場したようです。
現在は4年生と5年生の上巻の未発売ですが、6月には4年生と5年生の下巻が発売される予定です。

予習シリーズのカリキュラムに合わせて、各回「必ずマスターすべき基本的な考え方」を反復集中トレーニングをすることを目的とする教材のようです。四谷大塚のカリキュラム改定前の「基本演習問題集」に近い構成の教材、あるいは、現在のサピックスの算数分野別問題集の「BASIC(ベイシック)」に似た感じの教材かもしれません。

(4年上・下巻、5年生上・下巻が用意されており)予習シリーズのカリキュラムに沿った構成なので、現在の算数の学力や単元学習の習熟度に応じて様々な使い方が考えられそうです。

予習シリーズの学習に不都合を感じていない場合には、特に「基礎トレ」を利用しなくても構わないと思いますが、例えば、❶各回の予習シリーズの学習(特に予習)が負担となっている、❷単元学習の理解度に濃淡が出始めている、❸ (4年生や5年生の)途中から受験勉強を本格的に開始した、➍予習シリーズは難し過ぎる、などと感じている場合には(必ずしも全部ではなくても)「基礎トレ」を部分的に導入してみると効果が期待できるように思います。

但し、予習シリーズはカリキュラム改定によって教材ラインナップがかなり増えていますので、利用にあたっては塾の先生などと相談の上、無理のない範囲での導入が望ましいと考えます。