メキシコ漁師とエリートビジネスマンの話

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管理人
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ビジネススクール(MBA)に通ったことのある人なら、多分聞いたことのある話だと思います。
正確な内容ではありませんが、以下のような感じです。

ある日、米国人のエリートコンサルタント(有名大学MBAホルダー)がメキシコの海沿いの小さな村を訪れます。港に戻ってきた漁船の漁師に、エリートは尋ねます。

 

エリート:「その魚を釣り上げるのにどれ位の時間がかかったのですか?」

漁師:「そうさなぁ。かれこれ3~4時間くらいかな。」

 

エリート:「なぜ、もっと長い時間働いて、もっと多くの魚を獲らないのですか?」

漁師:「家族が食べる分があれば、十分なのさ。」

 

エリート:「仕事以外では何をして過ごしているんですか?」

漁師:「遅くまで寝て、子どもと遊んで、その後は昼寝かな。夕方には村に出て仲間たちとワイン片手にギターを弾いて楽しむね。本当に充実した毎日だよ。」

エリートコンサルタントは嘲笑するかのような笑みを浮かべて漁師に言います。

エリート:「実は、私は〇〇大学を卒業してMBA(経営学修士)を取得したコンサルタントです。あなたに助言しましょう。まず、あなたはもっと漁の時間を長く取るべきです。そして、大きな漁船を買いましょう。そうすれば、もっと魚を取ることが出来て、さらに多くの船を買うことができますよ。」

漁師:「…」

エリート:「その後、こんな小さな漁村を離れてメキシコ・シティに移り、その後ロサンゼルスに、最終的にニューヨーク・シティへ進出するんです。あなたの大きくなった会社を経営できるようにね。そしてあなたは、自分の会社を株式公開して巨万の富を手に入れるのです!」

ひとしきり聴いていた漁師は、エリートコンサルタントに聞きます。

漁師:「で、それはどれくらいかかるんだい?」

エリート:「15~20年くらいですかね。」

漁師:「じゃあ、その後はどうするんだい?」

コンサルタント:(満面の笑みを浮かべながら)「そうしたら、大金を持って早期リタイヤです。好きなことが何でも出来るんです!遅くまで寝て、子どもと遊び、ゆっくり昼寝をして、夕方頃には村に出て仲間たちとワイン片手にギターを弾いて楽しんだりできるでしょうね

 

 

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