【中学受験】親がすべき言葉がけと問題選択のサポート「学年別・夏の学習のポイント」

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今回は学年別の夏休みの学習アドバイスになっています。

4年生は算数の計算力アップ

どの塾に通っていても4年生にとって算数で一番重要なのは「計算力」。計算力の基礎になる力は暗算力です。数字のワーキングメモリー(作業記憶)を夏の間に鍛えていかなければなりません。計算ミスが多いから筆算をきちんとするよりも、2ケタ×1ケタといった暗算の訓練を続けるほうが後々効果的です。暗算の正確さを身に付けることで、計算全体のスピードアップと正確性アップが叶います。

言わずもがなですが、算数において計算力が非常に重要です。

計算スピードと正確性がアップするメリットとしては以下の4つがあると思います。

① テスト前半の計算問題を取りこぼさなくなり、得点がアップする。←正確性
② テスト中盤から後半に時間を残せるので、さらに得点がアップする ←スピード
③ ①と②の結果、算数の点数が上がって、自信が持てる。 ←スピード&正確性
④ 計算余力が生まれると、塾の授業(算数の論理の理解)に集中できる。 ← スピード

計算力(スピード&正確性)アップの方法は、色々な考え方や方法論があるので、やり方を一つに絞るのではなく、色々な方法論を組み合わせるのが良いと思います。

中学受験において長期的に計算力アップに活用できる本として、中学入試計算名人免許皆伝―計算問題が速く確実に解けるようになる本がお勧めです。

4年生の夏期講習算数(四谷大塚・早稲アカ)

 学力上位者は予習を中心に、中間層のお子さんは復習を中心に行うと良いでしょう。この2塾は予習単元を2学期にもう一度やるので、予習に力を入れるよりも、復習で知識をちゃんと定着させることを目標にしましょう。夏期講習のまとめテストのほとんどは復習範囲から出題されます。

このコメントは昨年までのカリキュラム改訂前は当てはまりましたが、今年からは注意が必要ですね。

先日の記事で触れたとおり、4年生の予習シリーズについては、夏期講習期間中もカリキュラムが進むので。

予習シリーズを使う塾に通う4年生の場合(昨年までと違うので)、塾の先生に夏休み以降の進め方や注意点などを相談すると良いと思います。

なお、4・5年生に関しては(夏休みなど時間のある時期に)算数の長期的な勉強法を考えてみるのも良いかもしれません。

算数の勉強法を考えるお勧め本としては、中学受験を成功させる算数の戦略的学習法 改訂3版中学受験 算数の戦略的学習法 難関中学編を挙げておきます。

 

 

 

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