「英語はできたほうがいい」子どもの早期英語教育に熱心な親の残念すぎる盲点

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「英語はできたほうがいい」と思う親の残念な盲点
改めて言うまでもないことですが、「英語をペラペラ話せる=仕事ができる」わけではありません。ところが早期英語教育になると、この大前提を忘れたような行動をとる保護者は少なくありません。ここでよくある反論…

 

改めて言うまでもないことですが、「英語をペラペラ話せる=仕事ができる」わけではありません。ところが早期英語教育になると、この大前提を忘れたような行動をとる保護者は少なくありません。

早期英語教育への警鐘記事です。

英語を早期からノルマ化してしまったり、子供がイヤイヤ取り組むようになると、早期教育は逆効果になると思います。

逆に、楽しみながら英語に触れて、「英語が好き」という状態になれば、早期の英語教育は大成功だと思います。

一方、英語の早期教育をしなかった場合、以下の記事は参考になります。

英語は2番目以降に位置付ける

英語が本当に必要になったとき、その必要性が他のことを上回れば、自分から英語に取り組むはずです。というか、取り組まざるをえないのです。一番わかりやすい例が受験です。受験科目で必要であれば英語を勉強するに決まっていますよね。

でも小学生の段階では、中学受験の科目に英語があることはまだ少なく(増えてはいますが)、多くの人にとっては数年先の高校受験で初めて英語が受験科目になります。また、受験で必要とはいえ、嫌々取り組むのは避けたいですよね。

そこで保護者の方に意識してほしいのが「英語を一番に置かない」という考え方です。「とにかく英語」と考えるのではなく、「英語よりも大事なものがある」ことを強く意識してください。

英語の優先順位を2番目にする。

奇しくも、社会人になってやり直し英語を行った私が意識した最大のポイントでした。

私は、中学生になってから英語の勉強を開始しました。
実は小6の頃、親が申し込んだ(ネイティブが主催する)英会話教室に通ったことがありますが、(苦痛だったので)半年ほどで辞めてしまった経験があります。

中学で英語の授業が始まった当初は英語が面白かったのですが、(その後は)「高校受験や大学受験に英語が必要」という理由から、受験目的で仕方なく英語を勉強するという状態でした。

なので、大学入学時点が英語力のピークで、大学では単位を取るためだけの勉強で卒業し、社会人になってから数年間は英語と無縁の生活を送っていました。

毎年4月になると「英語の勉強をしよう」などと思ってテキストを買ってきては結局は続かないという、よくあるパターンに陥っていました。

その頃受験したTOEICは500点を割りこむという残虐たるものでした。

しかしその後、英語が必要な状況になった(というか自分で自分を追い込んだ)ことから、「英語ができない」などと言ってられない状態になりました。

英語力を鍛え直すため、基礎的な英単語集を超高速で覚え、ラジオ講座を聴く傍ら、仕事で必要な書籍や文献を英語で読みまくりました。

数年後に(私費で)MBA留学しようと思い立ち、約9カ月程度の準備期間(独力で準備)で、必要な英語スコア(TOEFLやGMAT)を満たし、某ビジネススクールから入学許可を得ました。

ビジネススクールの入学を許可されたといっても、英語力は最底辺です。

幸いなことに、前述の通り仕事で必要な文献を英語で読みまくっていたので、MBAの授業で扱う程度の内容(のいくつか)は実質的に習得済みでした。

特に、スタート当初の必須科目(基礎科目)については、7~8割方の内容が習得済だったこともあり、かなり余裕をもって授業に参加できました

したがって、(私の拙い英語でも)外国人同級生に「勉強を教えてあげる」こともできました。さらに基礎科目の履修期間中に、その後に学ぶであろう選択科目(応用科目)の先取り学習を行う等、早い段階で自分の立ち位置や異国の地での生活ペースを確立することができ、充実した留学生活を送ることができたと思います。

英語(TOEFLやGMAT)を勉強して留学できても、MBAで学ぶ科目(=内容)に馴染みがない状態だとかなり厳しいのではないか、という気がします。

 

英語を身に付ける方法

英語を身に付ける方法は一つではありません。

私のように社会人のやり直し英語の場合、「英語で学ぶ」という方法が効果的と思います。

自分の興味の対象や仕事と英語を結び付けて、英語で学べば一石二鳥です。

一方、学生の場合には「英語の勉強」をすることになると思います。

したがって、「英語が好き」という状態に持っていくことが近道と思います。「好きこそものの上手なれ」そして「継続は力なり」です。

英語が好きになる方法や勉強法を確立し、継続することが大切になると思います。既に英語嫌いになってしまったのであれば、苦痛にならない程度の時間(1日10分とか15分)を英語に割き、これを毎日継続することで習慣化を図ることも有効と思います。

「好き → 継続」か「継続 → 好き」かの順番は、ケースバイケースと思います。

 

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