低学年の学習(漢字の先取り)

低学年向け
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管理人
管理人
こんにちは!  管理人のクォーターです。
今日は、「低学年の先取り」の第2弾として、「漢字の先取り」についてお話します。
お母さん
お母さん
よろしくお願いします。
我家はまだ小1ですが、小2になると学習する漢字も一気に増え、画数なども増えてくるので「大丈夫かな」と少し心配しています。小2以降の漢字学習はどうなるのでしょうか。
管理人
管理人
確かに、小学校で習う漢字の数は小1で80字、小2で160字、小3で200字と増えていくので、学年を追うごとに漢字学習は大変になります。
小1では2学期の初めにカタカタを学習し、その後漢字学習に入るので、漢字を学ぶのは(後半の)実質半年位なんですね。
小1で習う漢字は画数も少ないし、じっくり時間をかけて勉強するので、あまり問題ないでしょう。
問題は小2以降ですね。
小2では学ぶ漢字数が小1の2倍になり、画数も格段に増えますね。
そして、小3からは、具体的なモノを表す漢字だけではなく、目に見えない抽象的な意味を持つ漢字を多く学びます。
いわゆる熟語的な漢字が多く登場してくるのは小3以降です。
お母さん
お母さん
なるほど。
漢字の数も質も上がって段々大変になってくる、ということですね。
ところで先取りというと、「小3までに小4以降の漢字(できれば小学校で習う全漢字)を学習しておく必要がある」ということでしょうか?
管理人
管理人
もちろん、できればそれに越したことはありませんが、それほどの先取りは必要ないのです。
漢字は「読むこと」と「書くこと」に分けて考えると良いと思います。
お母さん
お母さん
漢字の「読み」と「書き」ということですね。
どのように分けて考えるのでしょうか?
管理人
管理人
まず、「読み」の方ですが、これは小3までに小学校で習う漢字を読めるようになっておいた方が良いでしょう。読めない漢字は書けません。
一方、「書く」という作業は、低学年の子供にはかなり大変なのです。例えば、「辺」と「つくり」から成る画数の多い漢字をバランスよく書く、というのは低学年の子供にはかなり難しいと思います。バランス悪い漢字を頑張って書いても、学習効果は高まらないと思います。
なので、まずは「読み」の方を先行させて、「書く」方は「学年+1年」程度の先取りで十分と思います。
漢字を読めるようにしておくと、いざ「書く」段階になると馴染みがあるので、学習がスムーズに進むんですね。
また、中学受験塾では計算については小4までで小学校の計算が出そろいますが、漢字学習は5年後半あたりまでかかります
なので、あまり早く書く練習をしても、(使わないので)結局忘れてしまいます。
要は、塾での漢字学習を「少し余裕を持って」進められる程度の先取りができていれば十分ではないかと思います。
お母さん
お母さん
なるほど。あまり早く勉強しても、塾でその漢字を使った練習をしないと確かに忘れてしまいますね。
「読み」の先行を意識したいと思います。
管理人
管理人

小学生向けの図書は漢字にルビがふってあるものが多いので、読書をすることで自然と読める漢字も増えてくるんですね。また、読書や家庭での会話を通じて語彙も増えていきますね。読書は本当に大事です。

お母さん
お母さん
本当に読書は大事ですね。
ところで、子供がどの程度まで漢字が読めるかを把握したり、漢字の読みを学習する教材でお勧めのものはありますか。
管理人
管理人

そうですね。ちなみ我家では、新版 陰山メソッド 徹底反復 漢字プリント小学校1~6年)を使っていました。この本では、小1から小6までに習うの漢字が例文とともに掲載されていますので、例文を読んで漢字が読めるかどうかを確かめるのに適していると思います。
この本で漢字の読みを覚えようとするのではなく、時々どの程度読めるかをチェックするという使い方が良いでしょうね。
また、漢字を「書く」時の参考書としては、SAPI×漢 ー改訂版ー: SAPIXの漢字学習字典がお勧めですね。手許に1冊あると便利です。

 

お母さん
お母さん
ありがとうございます。
まずは読めるように、慣れてきたら書けるようにという流れで先取りをしたいと思います。
ところで、「漢字検定」はいかがでしょうか?
管理人
管理人
「漢字検定」も良いと思いますよ。学習の目安になりますし、「〇級」合格という達成感も得られますので。
色々なツールを使った勉強が考えられますよね。
また、お子さんが漢字に興味を持てるような工夫も効果的でしょうか。漢字を使ったクイズ、例えば「ニンベンの漢字をいくつ書ける?」みたいなクイズは、親子で楽しむことができますね。
お母さん
お母さん
なるほど。楽しみながら勉強することが大事ですね。
ありがとうございました。

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