未来型中学受験(4)ー子供の数だけある中学受験

未来型中学受験
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管理人
管理人
こんにちは! 管理人のクォーターです。
本日は「中学受験の形は子供(家庭)の数だけある」というお話です。
お母さん
お母さん
よろしくお願いいたします。
管理人
管理人
我家が中学受験を経験して感じていたことの一つとして、中学受験には何か最適解(=One Best Way)を求める風潮があるように思います。席取り(?)のために低学年から通塾する例にも代表されるように、「受験には最適ルートがあって、それにいち早く乗ることを目指す。乗り遅れると不利になって(挽回できなくなって)しまう。」という強迫観念のようなものが見受けられます。
お母さん
お母さん
確かに、「この方法が最適」とか「この塾に入らないと〇〇には受からない」などといった情報に触れると、正直焦りますね。何か、追い立てられるような雰囲気があります。
管理人
管理人

ある種の「不安商法」ですね。

しかし、冷静に考えてみれば分かるのですが、「どこの塾を選ぶのか」、「いつから塾に通うか」、「どの教材を使うか」、さらには「どの中学校に進学するのか」などということは、ご家庭ごとに違って当然なんですね。最適解などないのです。
お母さん
お母さん
本当にそうですね。中学受験は家庭によって様々でしょうから。
管理人
管理人
それと、他のご家庭や他のお子さんを気にし過ぎる傾向がありますね。もちろん、ある程度の競争心は持って良いと思いますが、気にし過ぎると危険ですね。
特に、親が焦ってしまったり、思わず他のお子さんと我が子を比べてしまったり…。
お母さん
お母さん
これは耳が痛いです。(成績の良い)他の子と比べてしまいそうですね。
管理人
管理人
これは多かれ少なかれあるんです。
我家も例外ではありませんでした。
塾の試験でクラス分けが煩雑に行われたり、試験ごとに偏差値が出されたりしますから…。
「(他人を)気にするな」という方が無理かもしれませんね。
お母さん
お母さん
塾でも子供たちの競争心を煽ると言いますし、親はクラスや偏差値に一喜一憂しそうです。
管理人
管理人

子供達の競争心を煽る分にはあまり影響ないんですね。子供って、案外ケロッと忘れてしまいますから。
問題は、「結果を引きずってしまう親」の方ですね 😥
以下のように考えると、多少気分が楽になるかもしれません。
例えば、他のお子さんが勉強していなければ、自分の子供が勉強した分成績は伸びますよね。偏差値も上がるでしょう。しかし、周りのお子さんも勉強していますから、勉強しても偏差値が思うように伸びなかったりします。これが相対評価です。
しかし、お子さん自身の学力は、勉強を続けている限り伸びます。これが絶対評価です。
お子さん自身の学力が、昨日より今日、今日より明日…と伸びていけばよいわけです。つまり、絶対評価に注目するということですね。
最終的には小6の1月ないし2月の入試時に志望校に合格すればよいのです。それまでの途中の試験やクラス分けは単なる参考値に過ぎません。
そう考えると、多少心穏やかに過ごせるのではないでしょうか。 😛

お母さん
お母さん
確かに、入試本番で合格できるかどうかがすべてですね。
何となく、気分が軽くなった気がします。 🙂
管理人
管理人

低学年から子供の勉強を見ていると、試験を受けなくても学力(成績)が伸びているか(伸びていないか)が結構わかるのです。例えば、成績が上がっている兆候としては、①計算プロセスをしっかり書いて、ケアレスミスが減ってきた、②難しい問題にも食らいつくようになった、③ノートの字が丁寧になってきた、④自分で進んで勉強するようになった…といったことが挙げられます。
逆に、悪い兆候としては、①ケアレスミスが目立つ、②解けないと簡単にあきらめる、③ノートの字が雑になった、④勉強がなかなか始まらない、といったことが挙げられます。
もちろん、上記は単なる例なので、すべてのお子さんに当てはまるわけではありません。重要なことは、悪い兆候が出てきたら、早目に軌道修正することです。
こうした兆候は集団塾の先生ではなかなかわからないんですね。個々の生徒を細かく見ているわけではないので。なので、親御さんの力が大きいわけです。
景気の先行指標のようなものなので、(悪い兆候が出てきたら)なるべく早く手を打った方が良いということになります。

 

お母さん
お母さん
なるほど。
勉強を常日頃見ている親だからこそわかる「兆候」というのはありそうですね。我家もそうした兆候を早く察知できるように勉強を見守りたいと思います。

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