
3月もそろそろ半ばに差しかかり、春休みも間近になってきました。今日は、「季節講習は必要か?」という話題を取り上げたいと思います。


まず、塾で行われる季節講習の位置づけの違いを意識する必要があります。
一つは、季節講習を含めて年間を通じたカリキュラムが組まれている塾です。これは、「サピックス」が代表格ですね。
このような塾の場合は、季節講習に参加しないとカリキュラムが進んでしまうので、「参加しない」という選択肢はとりにくいですね。
もう1つは、季節講習はオプションという位置づけで、年間スケジュールから独立している塾もあります。代表格は四谷大塚など「予習シリーズ」を使用する塾ですね。「予習シリーズ」のカリキュラムは季節講習期間中は進まないので、「参加しない」という選択肢が考えられるのです。

季節講習の期間中、カリキュラムが進まない塾の場合、講習に行く必要は必ずしもないということでしょうか。

まず、季節講習の目的を考えることが重要ですね。季節講習に参加する目的は何でしょうか?

「目的」というのはあまり考えていませんでした。休みの期間中、家でダラダラ過ごすよりも塾に行けば少しは勉強してくれるかな、という程度しか考えていませんでした。

塾に行けば、塾の仲間は皆勉強していますから、自然と「自分も勉強するぞ」というスイッチが入りますから。
休み期間中に家で一人で勉強できるような意思の強い小学生のお子さんは、非常に少ないでしょうからね。
塾に行って勉強時間を確保するという目的で、季節講習に参加するという選択肢は十分考えられるわけです。

「家でダラダラ過ごさない」という目的以外で講習に参加する目的は何でしょうか?

もちろん、塾で行う講習も弱点分野の補強を意識していると思いますが、残念ながら講習に参加するだけでは必ずしも弱点分野を補強できないという現実もあります。

弱点分野の補強が季節講習でうまくいかない理由はどこにあるでしょうか?

ところが、弱点分野というのお子さんによって様々なので、ピンポイントで解決していく必要性があります。
なので、季節講習だけでは、弱点分野の補強ができない可能性が高いという結果になります。


休み期間中に「だらけてしまうことの防止」と「苦手分野の克服」のバランスを考えることが大事ということですね。
例えば、夏休みなどの長期休暇中は、「だらけるのを防ぐ」目的で講習会へ参加する意義は大きいですね。
一方で、冬期講習や春期講習の場合は休み期間も短いので、講習会参加によって肝心の「弱点分野を補強」する時間がとれなくなる危険性もあります。

比較的短い休み期間中に講習会を入れてしまうと、弱点補強の勉強ができなくなる危険性があるということですね。
ダラダラするのも困るし、かといって限られた期間で弱点補強もしなければならない…。ジレンマですね。 😥

個人的には、家で計画的に勉強できるお子さんほど講習に参加する意義は低いと思います。(自宅学習で)計画を立てて弱点を補強できれば、かなり強いですから。
実際、冬休みや春休みなど短い休み期間の場合、講習に参加してしまうと弱点補強に振り向ける時間が無くなってしまうので。
ただ、そうはいっても夏休みはかなり長いので、(だらけるのを防止する目的で)夏期講習には参加した方が良いと思います。


そこで、(講習で扱われる)既にわかっている分野などについては、軽く流す程度にしておいて、その分、弱点分野への時間を多目にとった方が良いと思います。
あれもこれもと総花的にやるのではなく、克服する弱点分野を1つか2つに絞って、メリハリをつけて勉強することが大切ですね。
そして何といってもお子さんは「休み期間中」なので、適度にリフレッシュすることも大切です。特に、4~5年生あたりではあまり根を詰め過ぎない方が良いですね。先は長いですから。

本日はありがとうございました。

