中学校入学に向けた英語・数学の準備

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今年、中学受験を終えたお子さんをお持ちのご家庭では、受験から約1ヶ月ほど経過しました。
また、中学校の入学式まで約1ヶ月ということで、ちょうど折り返し地点という感じでしょうか?

我家が受験を終えた1年前の今頃を思い出すと、子供は小学校の友達や塾の友達と週末ごとに遊びに行ったり、話題に乗り遅れていた漫画(鬼滅の刃)を一気読みしたり、(録画しておいた)映画やドラマを見たり…という感じで、かなり自由に過ごしていました。 😛

ただ、「中学入学に向けて準備も多少はしておかないと」ということで、英語と数学に関して、以下の準備をしました。

英語

(我々親世代の頃とは違って)現在では小学校でも英語の授業があるので、中学入学時点で(アルファベットからの)ゼロスタートということはありません

なので、必要以上に焦る必要はないと思います。
ただ、良いスタートを切るための準備はしておいた方が良いでしょう。

準備としてお勧めなのは、英単語です。小学校で習う英単語は700語程度と言われていますが、これに加えて、中学校入学前までに基礎的な単語を追加習得しておくことで、中学に入ってからの英語学習がスムーズになると思います。

我家が使ったのは、以下の単語集。「1日200単語で6セット。短期間に1000単語を覚える」というコンセプトです。

以前、私自身がMBA留学の準備期間において、以下の単語集について上記と同じような方法論で(3ヶ月程度で)マスターした経験があるので、効果的な方法だと考えました。

また、平行して基礎的な文法についても軽く触れておきました。今考えると、文法の方は特にやらなくても良かったかもしれません。

なお、単語や文法の予習以上に重要なのは、「中学に入ったら、英語が楽しみ!」という英語学習に対するモチベーションです。英語に対するモチベーションが高ければ、それだけで8割方うまく行くと思います。

したがって、(無理やり)単語や文法の事前学習をやらなくても、英会話をやったり、洋画を見たり、お子さんが興味を示す方法で英語に触れれば良いと思います。中学に入れば、いずれ教科書などを使った学習をする必要があるので…。

中学校での英語の授業は初歩の初歩からスタートするので、最初から(授業についていけずに)躓くということはないと思います。ただ、しばらくすると進度が速くなっていくので、宿題とかをサボっているとついていけなくなるリスクがあると思います。

恐らく、中学校が始まると学校の勉強や部活などでかなりの時間をとられるので、学校の勉強を(先生の指示に従って)中心に行い、あとはNHKの基礎英語を聴けば基本的に十分だと思います。

数学

数学についても、英語と同じく公文の問題集を使いました。
事前に中学数学の導入部分を予習しておくと多少安心感が生まれると思います。

なお、中高一貫校の場合、体系数学(体系数学教科書+体系問題集 発展編のセット)を利用する割合が比較的高いと思われるので、入学後に宿題や復習をしっかり行うことが重要だと思います。

「体系問題集」は難度的にはそれほど難しいわけではありませんが、問題量がかなり多いので、それなりに勉強時間が必要になると思います。

最後に、中学受験を頑張ってきたお子さんは、小学生生活をかなり犠牲にして準備を進めてきたと思われるます。なので、残り少ない小学校生活をenjoyして良い思い出を作ることを大切にして欲しいと思います。

 

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