日本の学校 ⇒ ハーバード、イェール大学などに進学 「英語学習の共通点」

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日本の学校からハーバード、イェール大学などに進学した10名は「何が違う」? そこには英語学習の共通点があった
AI時代、英語学習は必要なのでしょうか。教育ライターの加藤紀子さんは、「いくら機械翻訳の精度が上がっても、共通言語で直接コミュニケーションを取れる強さには勝てない」と話します。#lifeinsider
勉強法でいえば、意外とみんな学校の教科書や動画サイト、英会話アプリなど、誰でも手に入るような身近なツールを使いこなしている印象です。 今はインターネット上にたくさんの情報があるので、自分にフィットする勉強法からどんな国にどんな進路の選択肢があるかまで、ご自身で調べ上げているのも共通していたことです。

このような主体性も、“グロースマインドセット”を育むそうです。グロースマインドセットを持つ学生は、より高い英語力を身につけるという研究結果も出ています。

(中略)

自分に合っているのはどんな方法なのか、とにかく色々な方法を試してみるといいと思います。

英語の勉強に限りませんが、自分に合った勉強法を確立することが重要です。

お勧めの教材や勉強法(の候補)はいくつもありますが、それが自分にとってフィットするとは限りません

自分で試行錯誤しつつ、色々な方法を試しながら自分に合った方法を見つけていくことは、それ自体が楽しい作業であり、将来の大きな財産にもなります。

教育の観点でいうと、年々英語の早期教育への熱も高まっています。

(中略)

海外留学を視野に入れてお子さんをサポートしている親御さんは増えてきていると思います。では早くから海外に子どもを出したほうがいいかというと、日本の教育にもいい点はたくさんあると思います。 ハーバード大学に進学した学生曰く、大学で複数の学生と多様な意見を戦わせるときに、日本人としての意見を求められることがよくあるそうです。 「自分は高校まで日本で育ってきたので、日本人としてのアイデンティティが確立していて意見を述べることができた」と話してくれました。

(中略)

日本の学校で過ごすことは、日本人としてのアイデンティティを育める機会ですし、それはむしろグローバルに活躍する人材に必要なことではないかと思うんですよね。

もちろん、英語の早期教育には良さもあると思いますが、「早く始めないと手遅れになる」などと焦る必要はまったくないと思います。

当たり前の話ですが、海外の大学(院)は、英語が流暢な(だけの)日本人を求めているわけではありません

もちろんある程度の英語力は必要ですが、「(日本人として)クラスにどれだけ貢献できるか」が求められます。

私自身の経験でもありますが、ビジネススクールの(2年目の)選択科目の授業(の幾つか)では、クラスの中で日本人が「私一人」という状況になりました。

そうすると教授から、「今回のケースは日本の会社だから、まず日本人学生の意見を聴いてみよう。」などと言われて、(指名され)意見を求められたりするわけです。

また、インフォーマルな場(学生同士の飲み会など)では、日本の社会・政治・文化について色々聞かれることもありました。よって、「日本を知る」ということが非常に重要だったりします。

ちなみに、留学するのであれば、日本人があまり多くない学校を選んだ方が良いと思います。自然と、日本人としての存在感やアイデンティティを示す機会が多くなるからです。

なお、残念ながら(?)日本人がやや多い学校に留学してしまった場合、キャンパス内では他の日本人とは群れずに、選択授業なども(他の日本人学生と)極力違うものをとるようにした方が良いと思います。

今回、海外で活躍している人たちの取材を通じて感じたことでもありますが、「ネイティブと同じ土俵に立とうとは思わない」と開き直ることも大切だと思うんです。 そもそも、英語ネイティブの人口は世界の1割未満です。英語を実用的に話す人は4人に1人なので、ほとんどの英語話者はネイティブではないということになります。

アメリカ英語やイギリス英語などを“きれいに話す”ことにこだわるよりも、共通言語としての英語を武器に“多様な人々とコミュニケーションが取れる”ことのほうがこれから大事になるのではないでしょうか。「どうせ無理」「もう遅い」と諦めずに世界に飛び込んでみると、新しい扉が開けるかもしれません。

私自身も「英語とは程遠い生活」をしていた頃、「アメリカ人やイギリス人と流暢な英語でビジネス英会話できたら良いな」などというイメージを持っていましたが、現実は違いました。

むしろ、ノンネイティブのアジア人たちと、英語を使ってコミュニケーションする機会の方が圧倒的に多いです。

私自身は、中国語、ヒンディー語、マレー語、韓国語等は全く分かりませんが、英語を使えばコミュニケーションができます。

私のような「語学弱者」にとって、英語ほどありがたい言語は(今のところ)ないのです。

 

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