本日も中学受験関係の記事を紹介します。
「早期教育」がテーマです。 😀
記事はこちらになります
早期教育での間違った勉強法のリスク
だが、私は受験のための早期教育には反対の姿勢を貫いている。なぜなら間違えた勉強のやり方が身についてしまう危険性があるからだ。
「早期教育」については賛否両論あるところですが、間違った勉強法をとることによってかえって逆効果になるリスクはあると思います。
記事の中では、
① 低学年から2学年上のレベルの問題を繰り返し解かせるような勉強
② 幼児向けの「右脳教育」(フラッシュカードや速読などのスピード重視のもの)
といったものに、注意喚起をしています。
その上で、以下のように結論付けています。
低学年なったら、「読み」「書き」に加えて「計算」も強化していきたい。低学年のうちはこの3つをしっかりやっていればいい。人より早く勉強をさせる必要はない。子供の成長に合わせ、無理なく確かな力をつけていくことが大切だ。
リスクの低い勉強法
「ある勉強法」を採用した場合、子供によってその勉強法が、
① マイナスになる
② 良くも悪くもない
③ 多少効果がある
④ 大きな効果がある
というケースに分かれます。
したがって、何が良いのか(悪いのか)は一概には言えない難しさがあります。
個人的には、低学年においては中学受験の観点からはそれほど大したことはできない(上記の「読み」、「書き」、「計算」程度)ので、できるだけリスクの少ない方法を採用するのが無難ではないかという気がします。
習い事はどうか
幼児期に一番大事なのは、身体を使った学びだ。海や山などの自然に触れさせ、自由に遊ばせるというのが最も重要だと感じている。でも、都心にはそういう環境がない。だから幼少期からいろいろな習い事をさせる。
中学受験の先取りを低学年の間から大量にやらせるような塾は別として、「習い事」感覚で塾に通えば、塾も「習い事」の一環になるわけです。
この辺の線引きは難しいのですが、「楽しく学ぶ経験をする」ということであれば、塾を積極的に否定する必要性はないような気がします。
しかし、ただでさえコロナ禍で屋外活動がしにくくなっている昨今ですから、「習い事(文科系)」に加えて、外で体を動かす機会は確保した方が良いとは思います。運動不足になると脳も働きませんし、勉強にも身も入りませんから…。
親御さんも在宅勤務が増えている中、お子さんとともに運動する機会を確保することで、親子の関係性も良くなり、心身ともにリフレッシュできます。
まずは、身近に出来ることから始めてみてはいかがでしょうか?