「底辺校から東大へ行く子vs地頭がいいのに深海に沈む子」明暗決める12歳までの親の”ある行動”

雑感
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テレビドラマの「ドラゴン桜」が人気のようです。
今日は、ドラマにちなんで以下の記事をとりあげたいと思います。

「底辺校から東大へ行く子vs地頭がいいのに深海に沈む子」明暗決める12歳までの親の"ある行動" 頭のいい子の親が貫く地味習慣4つ
進学校ではない高校から東京大学に進む子は何が違うのか。作家で教育カウンセラーの鳥居りんこ氏は「偏差値が低い底辺校などから東大に合格した人たちは12歳までの過ごし方に共通点がある。それは親が実践する4つの習慣によってつくられた心穏やかになれる...

ドラゴン桜 「一発逆転」の育て方 (プレジデントムック)プレジデントFamily (ファミリー)2021年夏号 [雑誌]をもとに考察すると、「賢い子に育てる親」が実践している習慣には以下の4つがあると記事では指摘されています。

1 良い習慣(含む勉強)の確立
2 ルールありきの中での自主性を育む
3 愛情を持って褒めて伸ばす
4 知的好奇心を刺激する

 

1番目の「良い習慣」としては、以下のような点が挙げられています。

「東大生アンケート」にも、幼い頃から食事作り、早寝早起きへの誘導、整理整頓、共に食卓を囲むといった生活習慣を整えてくれた親への感謝が数多く寄せられている。

規則正しい生活、バランスの取れた食事、受験生だからと言って特別扱いしない(=家族の一員としての自覚の醸成)といったことが重要なのかもしれません。

 

2番目は、「ルールと自主性」です。
「何かを始める場合は基本的には子供の希望通りにさせる」ものの、「最低〇年は続ける」といったルールを設け、その中で子供の自主性を育てるというということが挙げられています。

それは「中途半端はいけないので3年は続けて基礎を学ぼう」。Bさんの希望で始めたピアノもそろばんも、それほど上達したわけではなかったが、「うまくいかなくても諦めない」という教訓が東大受験時に生かされた。

 

3番目は、「愛情を持って褒めて伸ばすこと」です。

「東大生アンケート」でも、「親が良いところを褒めて自信を持たせてくれたか」が79.5%に達した。やはり親が「褒めて褒めて褒めまくる」→「愛情をたっぷり注ぐ」→「興味を持ったことを好きなようにやらせる」という方針を貫くことが今の時代の子育てに合っていることが証明された。

子供の自己肯定感を高めることが重要なのだろうと思います。

 

4番目は、「知的好奇心を刺激する」ことです。

読み聞かせ、読書環境の整備、子供のちょっとした疑問に答えるといったことを通じて子供の知的好奇心を上手に引き出しているようです。

東大生アンケートでも「小さい頃読み聞かせをしてくれた」83.2%。「本や新聞を読むことを勧めてくれた」75.9%。「博物館や科学館に連れて行ってもらった」64.6%と高い率になっている。自由回答では「本だけは好きなだけ買ってくれた」が目立った。

「質問したことを真剣に答えてくれた」というものも多く、子供の疑問を放置せず、親が分からなければ「親子で一緒に調べる」という経験をしていることも特徴だ。

 

言われてみればどれも「当たり前のこと」かもしれませんが、受験勉強といった目先の目的に関係なく、子供と過ごす日常の中で、上記のようなことが家庭で自然にできているかどうかが非常に重要なのだろうと感じました。

 

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